河本です、
ビジネスをスタートしていけばいくほど
格段に能力が上がっていくのが
「ビジネスを当てる力」
だったり、
「アイデアを出す力」
だと独立当初思っていました。
しかし、いろんな経営者に会っていて
わかったことは、実は、全くそうでは
なかったのです。
少なくとも最低5年以上、うまく
生き続けている経営者は、それとは
別の違うスキルを持っていたのです。
そう、
「絞ること」
ができるスキルです。
これは、多くの人が軽視していますが、
とてつもなく重要なことです。
私自身も、師匠にも
「難しいのは、広げることより、捨てること。 」
と、言われていました。
当初は、「ハ?」という感じですが、
最近になって少しだけ理解できるように
なりました。
捨て、絞り、残ったモノに集中すること。
実は、これは想像以上に難しく 、
出会いが増えれば増えるほど、
視点が上がれば上がるほど、
新しいアイデアが脳内を埋め尽くします。
しかし、それらのアイデアを
「いかに捨てて、絞り、集中するか?」
これは、トップしか出来ないと、
教えてもらいました。
これは、脳にも同じ事が言えるそうです。
大人になれば、なるほど脳は発達すると
思っていたのですが 、実は、そうではなく
3歳までの脳が一番回路が縦横無尽につなが
っていて 徐々に回路が限定されるようになる
らしいのです。
だから、処理スピードが上がるらしいのです。
私自身は全く、逆にとらえていました。
有名な羽生善治さんも下記のように
おっしゃっていました。
「将棋が強くなるということは、
沢山の手を考えなくて済むようになること。
沢山の手が読めるから強くなるわけではない。」
「絞る」と言うことがどれだけ重要かがよく分かります。
なかなか難しいのですが、
意識的に行うことででも確実に
充足感満ち溢れる毎日が送れるのは
事実だと思うのです。
ぜひ、あなたも「オシボリ」くださいませ。
河本