さて、ボラカイから更新。
昨日は、久しぶりに、飛行機、バス、タクシー、
そして、船の全部を1日で乗りこなした。笑
いつも移動が多いと自身の人生における
現在地と目的地のことを思い出す。
自分の現在地からそのまま時が流れると
どういう自分になっていくか。
20歳のときに、はじめて自身の今の先に
あるライフスタイルが明確にわかった。見えた。
そして、このままでは時間は過ぎていくだけで
その先に、自身の目指しているものがないことも
よく分かった。
そして、しっかり予測できていたから今の自分
が行っている作業をトコトン切り替えるように
した。
これは、先見性ともいうし、おそらく
理想の人生を生きる上ではとてつもなく
大事なスキルなんだと思う。
先見性を養う上で2つ大事なことがあると思う。
まずは、立ち位置の把握。今の自分のポジション
を知る必要があるということ。
立ち位置を理解するには、まず幅広い人と付き合うこと。
例えば学生時代はほとんど学生としかつるまないから
学生の中での立ち位置はわかるが、世の中全体で
見たときの立ち位置は全くわからない。
サラリーマンもしかり。
少し街を見てみても、普通の人が住めないような
マンションもたくさんあり、 普通の人が
乗れないような車もたくさん走っている。
お金というひとつのものさしで見ると、
そのマンションや車の数だけ手にしている人がいるということ。
要は意外と普通だということだ。
だけど狭い付き合いだとその中での自分しか認識できず、
それが普通に感じられなかったりする。
そして、もうひとつ、これが「肝」だ。
先を見ること。見続けること。
これは、自身の人生における未来と、
世の中の未来だ。これをゴッチャにしてはいけない。
自身の今の延長線上に何があるのか?
その時の世の中はどうなっているのか?
これをしっかり意識して考えなければならない。
現状から想定する練習をつけるしかない。
よく自身の未来は考えている人は多いが、
世の中の流れまでを考えている人はそういない。
自分もそうだったのだが。
時代には変化があり流れがある。
今という時代がどういう時代で、
未来はどういう時代になっていくのか。
日本は先進7カ国の中で唯一経済学が義務教育に
入っていないそうだ。 日本は第二次世界大戦で
無条件降伏して以来、 労働者生産国に仕立て上げられた。
だから日本の教育は言われたことをこなす人間を
育てるカリキュラムになっているらしい。
そして不都合なことは教えられないようになっている。
だから自ら未来を考えていくような学問は、
排除されがちなようだ。
でも、絶対に安心して生きるためには必要不可欠
なスキルであり、考え方だと思う。
今の自身のいるポジションをマクロな視点で
見つめ、その先にどんな未来があるのか?
マクロはどこに向かっているのか?
いわば、国家の未来と地球の未来と個人の
未来をリアルに想像し、その未来をうまく
当てはめる。組み合わせる。
すると、本当に自由なライフスタイルがおくれると
いうこと。誰に何といわれようがずっとずっと。
自分がそうだったように少しでも、未来が
見える人が増えてほしいと思うこの頃です。